スマホで日本の漫画が読み放題な『RawQV』って大丈夫なの?
- 2018/11/30
- 16:05

少し前に漫画村という日本の漫画がそのまま読めてしまうサイトが話題になりましたよね。以前からこの手のサイトはあったんですが、規模が大きくなりすぎたのと、出版会社を煽りまくっていたのが閉鎖を早めた要因といわれています。
そんな中『RawQV』というサイトがここ最近急上昇しており、漫画村の再来か?と謳われて話題を集めています。このサイトは、日本や海外の漫画をそのまま読めてしまうサイトです。
今回は『RawQV』というサイトの違法性と安全性、内部調査を行なって行きたいと思います。
RawQVの違法性について
RawQVは、漫画コンテンツをそのまま読めてしまうサイトです。一見すると、合法なサイトにも勘違いしますが、さすがに無料で漫画が読めるというのはあり得ません。海賊版サイトなので利用は、しないようにしましょう。漫画文化が衰退しないためにも、きちんとした公式サイトから利用してください。
RawQVのサイトに対する違法性は、著作権法違反に該当します。ただし、これは日本で行使される法律です。このサイトが海外のサーバーで作られていると、法律で問うことができません。
また、現在の著作権法において、利用者の逮捕も可能です。街中でRawQVを読んでいるのを確認できたら現行犯逮捕となります。
まぁ、そんなこと現実的ではありませんけど可能なことはいえます。それ以前に、物を作るのには必ずお金や時間がかかっています。それを無料で読むとなると、漫画家は、ボランティアと同じです。なので、本当に好きな漫画は公式から読むようにしましょう。
RawQVはスマホからも見れる?
スマホとパソコンの両方がアクセス可能です。今回はスマホでRawQVを見ることはできるのか、そして内部調査をしていきます。こちらがサイトのトップページです。見るからに広告が多いんですよ。開いたらまずコンテンツよりも広告がメインになっているかのような錯覚さえ感じられます。

右上の三本線のアイコンについてみていきます。

・Manga List→新着順に漫画を表示
・Hot Manga→このサイトでよく閲覧される人気の漫画を表示
・Completed Manga→全巻揃った漫画
・Browse→漫画の検索
そしてまた広告が表示されました。これ、開くと危険なのでブラウザを全て閉じてキャッシュ削除してください。(Back Home)をタップすると消えますが、ページが一つ戻ります。

再び漫画ページを開くと今度は表示されませんでした。左下の広告は、(×)で消えますがタップするところがズレると広告が表示されるので注意しましょう。普通の広告ではないので本当に危険です。

ページ下部にいくと漫画のチャプターが表示され、どれかをタップすると。

こんな感じに漫画が読めるようになっていました。縦スクロールで次のページへのアクセスがないアクセスレスページとなっています。

RawQVにはどんな漫画があるの?
漫画の数は、1300種類以上あるのでメジャーな漫画はほとんど揃っているといった状態です。ジャンプやワンピースなど有名どころの漫画は、しっかりと抑えられていました。
RawQVにある漫画の数は?
1ページあたり20作品が表示されます。現在のページ数は67なので20×67=1340作品の漫画数があるということがわかります。

ただし、ジャンプや週刊サンデーなども含まれるため作品としての数はもう少し少な目と考えた方がいいでしょう。
RawQVの知名度調査
それではRawQVは、どれくらい周知されているのかみていきます。こちらはトラフィック概要です。アクセス数を示しており5月頃から現在まで290万人以上がアクセスしたことになります。これは日本問わず世界各国のアクセス数です。

こちらはどの国からのアクセスがあったのかをみれる図です。やはり日本が22%で1位です。ただ以前の漫画村と違ってアメリカからのアクセスも結構多いようです。

どういった経路でこのサイトへアクセスしたかの図です。検索は例えばGoogleからの流入ということになります。ただ、ダイレクトアクセスが多いのでおそらくブックマークからのアクセスでしょう。リピーター率が多いことが分かります。

ちなみに検索からの流入で、どういうフレーズでこのサイトへアクセスしたかの図です。サイト名を入れてアクセスしているのでサイト自体のタイトルが結構な知名度が上がっているということが分かります。

RawQVの危険性について
フィッシングやワンクリック詐欺、偽ソフトウェア、不正攻撃、脆弱性、ウイルス、マルウェアが組み込まれているかの調査内容です。
チェックしたところ安全と表示されました。

ただパソコンやスマホでアクセスするとめちゃくちゃ広告が多いんですよね。一度開いたら、変なマルウェアを仕込まれそうってくらい広告がポップアップされます。極めつけは、戻るページをいくら押しても戻らなくなるという現象はかなり危険なので注意しましょう。
RawQVの運営国は?
こちらのサイトのドメインを調べどこにサーバーを設置しているのか検索してみました。するとアメリカにサーバーが置いてあるようです。

ただ、これは正確性は保証されません。というのも、日本にいながらでもサーバーのIPアドレスを偽装すれば、ドメインは別の国にあるようにみせかけることが可能です。
RawQVは日本人が運営?
これは、おそくらですが外人の可能性が高いですね。サイトの言語が英語であること、そして広告の配置の仕方が海外によくみられるようなものでした。
さらに、全ての漫画が日本のものというわけでなくアメリカの漫画もちらほらあるので日本人の可能性は低いでしょう。その場合、サーバーがアメリカが運営者が外人というと日本の法律で裁くことは不可能ということになります。
以前サイトをブロッキングするという手段がとられました。有効的だとおもいますが、日本からのアクセスを遮断するもので結局は日本以外の各国では見れるのであんまり意味ないような気がします。さらにはIP偽装で、、、。
コメント欄にユーザーが何々の漫画を追加してほしいといったリクエストする機能があるようで、みてみると英語でコメントする、つまり外人の方が多いですね。

返信されている方も英語なので日本人が運営しているという可能性はさらにグッと低くなるかとおもいます。
まとめ
今のところ利用する分には、大きな問題はありませんが、今後はどうなっていくのか分かりませんので注意しましょう。というよりも、公式から購入するようにしてください。
こちらのサイトでは、おそらく海外で外人の方が運営されているようで、閉鎖させることは難しいかとおもいます。それでも、日本で大きく認知されるようになれば、またブロッキングされるんですかね。永久に終わりそうにないいたちごっこに思えます。というわけで参考になれば幸いです。閲覧ありがとうございました。
RawQVは、漫画コンテンツをそのまま読めてしまうサイトです。一見すると、合法なサイトにも勘違いしますが、さすがに無料で漫画が読めるというのはあり得ません。海賊版サイトなので利用は、しないようにしましょう。漫画文化が衰退しないためにも、きちんとした公式サイトから利用してください。
RawQVのサイトに対する違法性は、著作権法違反に該当します。ただし、これは日本で行使される法律です。このサイトが海外のサーバーで作られていると、法律で問うことができません。
また、現在の著作権法において、利用者の逮捕も可能です。街中でRawQVを読んでいるのを確認できたら現行犯逮捕となります。
まぁ、そんなこと現実的ではありませんけど可能なことはいえます。それ以前に、物を作るのには必ずお金や時間がかかっています。それを無料で読むとなると、漫画家は、ボランティアと同じです。なので、本当に好きな漫画は公式から読むようにしましょう。
RawQVはスマホからも見れる?
スマホとパソコンの両方がアクセス可能です。今回はスマホでRawQVを見ることはできるのか、そして内部調査をしていきます。こちらがサイトのトップページです。見るからに広告が多いんですよ。開いたらまずコンテンツよりも広告がメインになっているかのような錯覚さえ感じられます。

右上の三本線のアイコンについてみていきます。

・Manga List→新着順に漫画を表示
・Hot Manga→このサイトでよく閲覧される人気の漫画を表示
・Completed Manga→全巻揃った漫画
・Browse→漫画の検索
そしてまた広告が表示されました。これ、開くと危険なのでブラウザを全て閉じてキャッシュ削除してください。(Back Home)をタップすると消えますが、ページが一つ戻ります。

再び漫画ページを開くと今度は表示されませんでした。左下の広告は、(×)で消えますがタップするところがズレると広告が表示されるので注意しましょう。普通の広告ではないので本当に危険です。

ページ下部にいくと漫画のチャプターが表示され、どれかをタップすると。

こんな感じに漫画が読めるようになっていました。縦スクロールで次のページへのアクセスがないアクセスレスページとなっています。

RawQVにはどんな漫画があるの?
漫画の数は、1300種類以上あるのでメジャーな漫画はほとんど揃っているといった状態です。ジャンプやワンピースなど有名どころの漫画は、しっかりと抑えられていました。
RawQVにある漫画の数は?
1ページあたり20作品が表示されます。現在のページ数は67なので20×67=1340作品の漫画数があるということがわかります。

ただし、ジャンプや週刊サンデーなども含まれるため作品としての数はもう少し少な目と考えた方がいいでしょう。
RawQVの知名度調査
それではRawQVは、どれくらい周知されているのかみていきます。こちらはトラフィック概要です。アクセス数を示しており5月頃から現在まで290万人以上がアクセスしたことになります。これは日本問わず世界各国のアクセス数です。

こちらはどの国からのアクセスがあったのかをみれる図です。やはり日本が22%で1位です。ただ以前の漫画村と違ってアメリカからのアクセスも結構多いようです。

どういった経路でこのサイトへアクセスしたかの図です。検索は例えばGoogleからの流入ということになります。ただ、ダイレクトアクセスが多いのでおそらくブックマークからのアクセスでしょう。リピーター率が多いことが分かります。

ちなみに検索からの流入で、どういうフレーズでこのサイトへアクセスしたかの図です。サイト名を入れてアクセスしているのでサイト自体のタイトルが結構な知名度が上がっているということが分かります。

RawQVの危険性について
フィッシングやワンクリック詐欺、偽ソフトウェア、不正攻撃、脆弱性、ウイルス、マルウェアが組み込まれているかの調査内容です。
チェックしたところ安全と表示されました。

ただパソコンやスマホでアクセスするとめちゃくちゃ広告が多いんですよね。一度開いたら、変なマルウェアを仕込まれそうってくらい広告がポップアップされます。極めつけは、戻るページをいくら押しても戻らなくなるという現象はかなり危険なので注意しましょう。
RawQVの運営国は?
こちらのサイトのドメインを調べどこにサーバーを設置しているのか検索してみました。するとアメリカにサーバーが置いてあるようです。

ただ、これは正確性は保証されません。というのも、日本にいながらでもサーバーのIPアドレスを偽装すれば、ドメインは別の国にあるようにみせかけることが可能です。
RawQVは日本人が運営?
これは、おそくらですが外人の可能性が高いですね。サイトの言語が英語であること、そして広告の配置の仕方が海外によくみられるようなものでした。
さらに、全ての漫画が日本のものというわけでなくアメリカの漫画もちらほらあるので日本人の可能性は低いでしょう。その場合、サーバーがアメリカが運営者が外人というと日本の法律で裁くことは不可能ということになります。
以前サイトをブロッキングするという手段がとられました。有効的だとおもいますが、日本からのアクセスを遮断するもので結局は日本以外の各国では見れるのであんまり意味ないような気がします。さらにはIP偽装で、、、。
コメント欄にユーザーが何々の漫画を追加してほしいといったリクエストする機能があるようで、みてみると英語でコメントする、つまり外人の方が多いですね。

返信されている方も英語なので日本人が運営しているという可能性はさらにグッと低くなるかとおもいます。
まとめ
今のところ利用する分には、大きな問題はありませんが、今後はどうなっていくのか分かりませんので注意しましょう。というよりも、公式から購入するようにしてください。
こちらのサイトでは、おそらく海外で外人の方が運営されているようで、閉鎖させることは難しいかとおもいます。それでも、日本で大きく認知されるようになれば、またブロッキングされるんですかね。永久に終わりそうにないいたちごっこに思えます。というわけで参考になれば幸いです。閲覧ありがとうございました。
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